(125)・・・はらっぱ劇団2017年07月24日 05:59

(125)・・・はらっぱ劇団
今から12年前のことです。あの時の小学校5年生は、成人し素敵な女性になっていることでしょう。
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 2005年11月19日は、横浜市中区にある「はらっぱ劇団」の第6回公演でした。横浜市社会福祉士会共催です。小学校の体育館で行われ、参加は、スタッフを入れると80から90名くらいだったかもしれません。劇は大掛かりで、10数名の合唱団付きです。舞台準備には、市内の定時制高校演劇部が協力してくれました。
内容は、次の2本でした。
公演:上を向いて歩こう キミの宝箱
講演:悪徳商法VS成年後見制度
 私は、ナレーター、民生委員役と講演講師の三役を務めました。そもそもは、横浜市社会福祉士会の「かもめ座」で成年後見劇を演じるために先輩格のはらっぱ劇団に教えを請いに行った時に協力する羽目になったのです。
8月から打合せや練習を重ねてきました。劇の内容は、認知症がちょっと始まった一人暮らしの高齢者が、「つぎつぎ詐欺」にひっかかってしまうストーリーです。
 劇については、いつかまた違う機会にご紹介しますが、劇を通して、仲良しになったある小学5年生がいます。劇に関わることになってちょっと心配しました。劇は、中学校以来です。恥ずかしかったのです。この歳になって台詞が覚えられるのかなとも思いました。
知らない人たちに混じってやる不安もありました。それを見事に吹き飛ばしてくれたのが、この小学生でした。とても人なつこくて、私の台詞を一緒に覚えてくれるのです。段々と練習にいくのが楽しみになりました。小学生に逢うのが待ち遠しくなりました。劇では、最後に出演者全員で手をつないで「上を向いて歩こう」を歌います。
 公演の当日私は、一つの作戦に打って出ます。洋梨をお土産に持っていきました。山形県朝日町から取り寄せたものです。そして告白しました。最後に、一緒に手をつないで欲しいと。なんとその場面になったら私の隣に来てくれました。
その日の夜小学校の同窓会がありました。先生を始め、クラスメートからいい顔をしていると言われました。それはそうです。高揚した一日でしたから。
 その小学生の続報です。私は、その日同窓会があって劇が終わるとトンボ帰りしたのですが、出演者で打ち上げがあったそうです。演劇指導にあたった方からメールをいただきました。
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打ち上げの1次会で、○○ちゃんに「大人と演ってみてどうだった?」と聞いてみました。
「みんな大人だけど、いいなあと思った。意外に優しかったよ。またみんなとやってもいい。特にねーナレーターの人と仲良くなったよ。シゲじいも優しい」と嬉しそうに言っていました。
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またまた嬉しくなりました。小学生と交流があったことを自慢にしています。実は講演が終わると、○○ちゃんは一人で演壇に上がってきて、私が講演の最後に○○ちゃんのことを話したので「恥ずかしかった」と言っていましたが、二人で握手をしました。生涯忘れられない思い出になることでしょう。(2017.7.21)

(126)・・・経済学書2017年07月24日 06:02

(126)・・・経済学書

まず、次は2017年7月23日の朝日新聞「天声人語」です。
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挑戦する人は多いが、なかなか通読できない本がある。代表例が、今年で出版150年となる『資本論』だろう。著者のマルクスは生前、難解だと苦情を聞かされると「労働日」の章を読んでくれと言っていたそうだ。英国にはびこる長時間労働を扱っている▼「わたしたちも普通の人間です。超人ではありません。労働時間が長くなるとある時点で働けなくなるのです……頭は考えるのをやめ、目は見るのをやめるのです」(中山元〈げん〉訳)。事故を起こしたとして裁判にかけられた鉄道労働者の言葉だという▼読んでいくと、本当に19世紀の記述なのかという気がしてくる。食事の時間を削られ、働かされる人たちがいる。納期に追われ過労死した若者がいる▼現代の日本は、またも過労の犠牲を生んでしまったか。新国立競技場の建設工事にあたっていた20代の建設会社員が失踪し、自ら命を絶った。失踪前の1カ月間は211時間の時間外労働をこなしていたという。人間よりも工期が優先なのか、違法状態がまかり通っている▼残業時間を規制するため法改正の動きはあるが、どうも様子がおかしい。「残業代ゼロ」法案を通そうという流れが同時にあり、将来、規制の抜け道に使われるのではと危惧される。対応をめぐって連合内部で意見が割れ、労働界は大揺れである▼労働者が死と隷従に追いやられるのを防ぐ。そのための強力な法律を――。マルクスはそんな訴えで章を終えている。悔しいことに、少しも古びてはいない。

 現在放映しているNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出てくる慶応大学の学生島谷の書棚にイギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズが1936年に著した経済学書「雇用・利子および貨幣の一般理論」がありました。気になっていました。

 私が大学で学んだゼミの教授は、マルクス経済学者でした。ゼミの中ではマルクス経済学を学ぶ学生とケインズ経済学を学ぶ学生がいました。私は後者でした。
50年以上も昔の話ですが、今ですと、水野和夫の「資本主義の終焉と歴史の危機」「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」などを読みたいと思うのですが、、、(2017.7.23)

(127)・・・成年後見制度法人後見支援事業2017年07月24日 07:18

(127)・・・成年後見制度法人後見支援事業

 成年後見制度法人後見支援事業は、平成25年4月から障害者総合支援法による市町村地域生活支援事業の必須事業として位置付けられた事業です。
 横浜市では、平成25年度の実施はなく、平成26年度から横浜市社会福祉協議会の横浜生活あんしんセンター運営事業の中に予算付けをし、「市内の社会福祉法人等による法人後見実施に向けた支援を行います」としてきましたが、よこはま法人後見連絡会を設置して、年に2回程度の連絡会・講演会開催程度でした。平成29年度は、法人後見支援事業<拡充>と明記し、「成年後見制度の利用が必要な障害分野において長期間の後見受任期間に対応可能で、かつ障害理解のある団体が、法人後見に取り組めるよう、人材育成等の活動支援を実施します。」としています。少しだけ国の示した成年後見制度法人後見支援事業に近づいています。今後、どのようなことを実行するのかその内容を注視していきたいと思います。
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成年後見制度法人後見支援事業

1.目的
 成年後見制度における後見等の業務を適正に行うことができる法人を確保できる体制を整備するとともに、市民後見人の活用も含めた法人後見の活動を支援することで、障害者の権利擁護を図ることを目的とする。

2.事業内容
(1) 法人後見実施のための研修
  ア 研修対象者 法人後見実施団体、法人後見の実施を予定している   団体等
  イ 研修内容等 市町村は、それぞれの地域の実情に応じて、法人後 
   見に要する運営体制、財源確保、障害者等の権利擁護、後見監督
   人との連携手法等、市民後見人の活用も含めた法人後見の業務を
   適正に行うために必要な知識・技能・倫理が修得できる内容の研修
   カリキュラムを作成するものとする。
(2) 法人後見の活動を安定的に実施するための組織体制の構築
  ア 法人後見の活用等のための地域の実態把握
  イ 法人後見推進のための検討会等の実施
(3) 法人後見の適正な活動のための支援
  ア 弁護士、司法書士、社会福祉士等の専門職により、法人後見団体
   が困難事例等に円滑に対応できるための支援体制の構築
(4) その他、法人後見を行う事業所の立ち上げ支援など、法人後見の活
  動の推進に関する事業

3.留意事項
(1) 事業の実施に当たっては、地域の実情に応じて、複数の市町村が連
  携し広域的に研修を実施するなど最も効果的な方法により実施するこ
  と。
(2) 実施主体である市町村は、社会福祉協議会やNPO法人等適切な事
  業運営が確保できると認められる団体に委託することができるものと
  する。
(3) 研修受講に係る教材費等については、受講者の負担とすること。
(2017.7.24)

余暇活動2017年07月31日 11:05

余暇活動

 2017年7月29日(土)は、NPO法人 よこはま成年後見 つばさ(法人後見)の余暇活動でした。被後見人さんと担当者、被保佐人さんと担当者、被補助人さんと担当者の6組が参加されました。

https://www.youtube.com/watch?v=QACxO6_PyO0&feature=youtu.be

音楽療法は成功でしたね。
参加された皆さんがいい表情をされていました。
帰りに送って行ったBさんも「楽しかった、また来たい」と笑顔でおっしゃっていました。
Tさんも歌っていましたね。表情がいつもと違っていました。
OKさんも真剣に参加されていました。
OKさん、手作りのケーキに「こんな美味しいものは生まれて初めてだ」と感動していました。ものすごくいい笑顔でしたよ。

認知症の進んだOKさんは、ホームレスだった方です。
取りつく島もない人で支援を拒否する人でした。
余計なことをするなと怒鳴る人でした。
それが昨日は、ケーキをもう一つ食べたいと言ってくれました。

いつも元気なMYさん、前列で仕切っていました。
お母さんが亡くなったOHさん、親亡き後は約束でした。草葉の陰できっと喜んで、、、
私と握手をしたMNさん、いらっしゃいませ(ウエイトレス)をするのが希望です。
心を病むTさん、いつもは家に引きこもりますが、この日を楽しみにして参加しました。
初参加のBさん、また来たいと。
皆な、それぞれに楽しんでいました。

講師のMさんはもとより、
送り迎えに当たったそれぞれの担当者の方ありがとうございました。
チーズケーキを作ったFさん
会場使用でお世話になった民生委員のOさん
舞台の裏で支えた多くのつばさの会員の力があったからこそ実現したのです。
改めて感謝いたします。